2016年8月30日 (火)

幸せは

東北に住む重い障害を持つ友にメールを送り、台風の被害がありませんように、とこちらの祈りを伝えた。大型の台風が最初は関東を直撃する気配だったが、東に逸れて今東北に向かっているからである。
すると先ほど返事が届いた。デイサービスに行って、昼食をとり、風呂に入り、昼寝をして今日は一時間早めに帰るという。今は無風、雨も降っていないとのことだ。
振り返って私は朝のうちに昼飯のためにスパゲッティをゆで、その途中には水を切る際にゆでた麺を流しに落としそうになったりし、その後利尿剤のために頻繁にオシッコをしながら句友の句集造りに居間と書斎をひっきりなしに往復し、宅急便が来ることを気にしながらトイレに入って便座への移動に痛む腕を酷使してこの時に至っている。
なんと落ち着かいない、体を無理する過ごし方だろう。
友のように時間をたっぷり、ゆっくりと用いる生活がしたいものだ。

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2010年10月 9日 (土)

結婚記念日

万感の感謝で起きぬ秋の朝
一人して祝う記念日天高し
感謝して感謝してあるこの善き日
  
運動会我ら休みて結婚す
談笑の満ちる秋路に教会堂
  
よい秋に四十四年を振り返る
四十余年歩みし妻や秋の天
 
44年が経った。44年前の今日、学校は運動会の日だった。休暇をもらって二人は結婚式を教会で挙げた。同僚はもちろん来られなかったが校長と前校長(大学時代の恩師)が来てくださった。
教会は狭い。式を終わってから祝会の準備をする。その間、列席者(両教会の信徒、大学時代の友、家族・親戚、兄弟姉妹)は会堂の外に出て歓談しながら待っていた。池袋のお店にケーキを取りに行ったり、サンドイッチの準備をしたりしたのは教会の友だった。
式後、上野駅には高校時代の友が見送ってくれた。妻となったK子はふたり分の荷物を大きなスーツケースに入れて列車内に持ち込んでいた。
 
あれから44年。K子が私の元を去ってもう2年になるが、二人の大事な結婚記念日であることに変わりはない。

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2010年5月22日 (土)

老いと家族

仲代達矢さんが主演した映画「春との旅」が話題になっている。今朝のNHKTVでも仲代さんの老いを迎えた生き方が紹介されていた。もうじき80歳とか。
昨日の朝日夕刊ではこの映画を作った小林政広監督が取り上げられた。

この映画は年老いた妻に先立たれた主人公が行末に不安を感じ、自分の面倒を見てくれる人を親族内に探して旅をする話らしい。その途上で体が不自由になり、重い足を引きずってあちこちと訪ね歩くのだが、皆に拒絶される。
こんな映画が多くのこころを捉えるのはきっとこうしたことが至る所で起こっているということだろう。
 
この監督の言葉が記事の終わりに紹介されている。
「誰とも接しない、人とつながりをとろうとしない若い人たちは、まともな大人になれるのだろうか。熱心に生きることの意味を、忠男(仲代演ずる主人公)の姿に託したかった」(朝日新聞5月21日夕刊)。

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2006年10月23日 (月)

スポーツに夢中

 今スポーツが面白い。日本では日本シリーズが始まっている。昨夜は日本ハムファイターズが新庄の活躍などで見事中日ドラゴンズに雪辱した。これで1勝1敗となり日本ハムファイターズは本拠地の北海道に戻ることになった。

 アメリカではワールドシリーズが始まっている。今日はタイガースが勝ってこちらでも1勝1敗という接戦を繰り広げられている。

 昨日はほかに競馬の菊花賞もあった。本名のメイショウサムソンが敗れなんと8番人気のソングオブウイントが優勝してしまった。武豊が最初から飛ばして一時は10馬身以上も差をつけて場内を沸かせていた。またJリーグやゴルフの試合もよい試合の連続であった。

 実は、昨日は衆議院の補欠選挙が2カ所で行われたのだがそんなことよりもスポーツ中継の方につい関心が向いてしまう。スポーツの世界にはウソがないのだ。一生懸命にプレーする選手のところにそれなりの結果が現れるのである。政治の世界では北朝鮮の核実験を停止させようとしてアメリカのライス国務長官が日本、韓国、中国そしてロシアまで飛び回っているが、経済力や軍事力を背景とした強国が自国の権益を守ろうとする姿勢のみが見え隠れしている。この状況につけ込んで日本でも核武装の理論までもが出始めている。予想だにしないことがこうして簡単に、いとも正論のように湧いて出て来るのである。

 スポーツばかりに目をとられていてはいけないのは言うまでもないが、スポーツの世界の論理が何とも単純明快で、ついついそちらに気をとられてしまう昨今ではある。

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