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2016年9月 8日 (木)

会話のない店

携帯電話のバッテリーが直ぐ失くなってしまう状態なのでそろそろ機種変更をしたいとかねがね思っていた。だが、お店まで行く方法を思うと決心が鈍り、不便を感じつつも我慢の日々であった。
今日は訪問歯科の治療を受ける日。これは順調に終わった。治療を受ける日は利尿剤も使わない。トイレも安定している。天気も午後になって青空が出てきた。牧師辞任に関する教区宛の書類造りだけが昼過ぎまでかかったがこれも教区との連絡の後完成した。
なんだかみんな済んでしまいこころが軽いようだ。そこで決心した。よし、auショップに行こう。
 
いつもの介護タクシーを頼む。そしてH市の東の端まで町並みを眺めながら行った。
ここまではよかった。
店に入っても「いらっしゃい」と店員が迎えるわけでもない。車いすでカウンターに近づくと、介護タクシーの運転手が店の中まで入ってきてくれて、「ここでカードを取るんですよ。」と言い病院の受付機のような画面で機種変更を登録し、受付番号の記された待合カードを取ってくれた。
しばらく待ってワイシャツを手首まで伸ばした囁くように話す男性が「マーカーのあるところだけ記入をお願いします」と言ってペンと質問紙を置いて行った。小さな文字が紙いっぱいに並ぶペーパーである。丁度病院で診察を受ける前に似た光景である。
ようやく記入し終えて彼に渡し、その後はただひたすら待つこと1時間。なにやらボックスごとに仕切られたカウンターでは見事に化粧をした女性店員が客の応対をしていた。
私の順番が来て、料金体系など訳の分からない説明を受けて、ようやく望みのスマホ型携帯電話を受け取ったのは入店してから1時間半後だったろう。
時代の先端を行く機械を手に入れるにはかくも非人間的な時間に適応しないといけないのかもしれないとすっかり疲れきって帰途についた。

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