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2016年7月 7日 (木)

朋有来遠方 2

最近友としげく連絡を取り合うようになったのはクラスメートの死なども関係している。
私たちは6人ほどの集団を作って学生時代を送ったのだが、その一人M君は昨年ガンで亡くなった。今回の思い出話の中心にはそのM君がいたことは言うまでもない。
私が幾度となくM君のお連れ合いと手紙のやり取りをしたことを話し、友はMの故郷城崎温泉近くの家まで訪ねた学生時代の想い出を紹介してくれた。そこで稲刈りをしたのだそうだ。ついでに言うと、友は友人の故郷を他にも訪れたそうで、もちろん私の実家にも来てくれたのだが、徳島市までも行ったとのことだった。それだけ多くの仲間たちに愛された友なのだろう。学友の中にはもう一人親交を持った男がいたが、彼は今認知症をもっていて、交流ができないでいる。

この集団で昼時になると大学周辺の食堂や蕎麦屋を巡り歩いたことなどを語っているうちに時間はいつの間にか夕方近くになっていた。

来る時は降っていなかった空からは細い雨が落ち始めた中、じゃ、元気でな、と友独特の少し枯れた声で言い残して友は傘を拡げ、背を伸ばして、振り返りながら去って行った。
何時か訪ねてくれた私の実家の脇の道を通って駅まで行くという。

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