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2016年7月13日 (水)

2016年度全国キリスト教障害者団体協議会総会 開会挨拶

 皆様 こんにちは

 私たちが今回、3度目の信州訪問を許されて今ここにこうして集うことができましたことを心から感謝致します。 

 前回の訪問は2006年度総会を7月3日・4日ウエルサンピア松本で持ったときでした。 

そのプログラムの中の証では3人の信仰が証しされましたが、そのお一人に三村武さんがおられたということを私は横井様から送っていただいたこの記念誌「シャローム ここも神の御国なれば」で確認させていただきました。 

 三村さんは「<全国キリスト教障害者団体協議会>の全国大会に当リメッセージ」というメッセージを送ってくださったのですが、その冒頭「母が高齢のためになるべく夜の運転は避けているので、この大会には出席できませんが、大会のご成功を神様にお祈りしています。こうして全国の敬愛する皆様方とご一緒に主イエス・キリストのみ名を賛美できることを深く感謝します。」と私たちに語りかけてくださいました。

 そして、その最後にはこの30年間父の死や様々なことがありましたが、絶えず神様により生かされ・愛され・守られたこと、また多くの信仰の兄弟姉妹方を知り得たことを感謝しています。今は「ささらの里」という障害者施設で、ほかの利用者と共に楽しく暮らしています。それでは皆様方の御健康とご活躍、また今後の<キ障協>のお働きのうえに神様の豊かなご祝福がありますようにお祈りしています。」と祈ってくださったのでした。
 

 この三村さんは記念誌によりますと、2014年3月26日神様の許へ帰られたとのことです。そしてこの記念誌が発行されたのですが、柳谷先生を前にして恐縮ですが先生は巻頭言の中でこう書かれておられます。

 「若い時にはお父様が連れてこられ、教会員の何人かが、まだエレベータのなかった礼拝堂に武さんを車椅子ごと運び入れ、礼拝堂のいちばん前で礼拝を守られました。その姿によって、教会は小さくされた者と共に生きる大切さや人生の意味を学んできたと思います。
 この数年間は寝たきりの状態になり、問安や聖書などの朗読ボランティアなどで交わりが与えられましたが、奉仕者にも大きな恵みが示されました。お会いした時の笑顔は忘れることができません。わたしたちは個人を讃えるためではなく、武さんの信仰の足跡によって、教会に示されたこの恵みを記憶し、その証を分かち合いたいとぃう思いから、記念文集の発行を企画いたしました。」
 

 私は今回の総会へのお招きの中で、信州なずなの会会長の北原さんが機関誌「信州なずなの会」36号で述べておられるこんな一節を引用させてもらいました。北原学人さんは「信州なずなの会は障害者団体としてではなく、障害者と健常者が共に、キリストに在って愛し、支えあいながら生きる共同体をめざして活動してきています」と書いていたのです。
 

 弱さが用いられて新しい信仰共同体ができる、強いものが弱い者を助け、援助し強いものの仲間に取り入れるのではなく、弱さがそのまま新しい世界を造り出していく、そこには弱さの肯定があります。主イエスが十字架という弱さの極みにまで落ちてくださり、そこから救いの新しい世界が誕生したことを思い、私たちは今回また私たちに与えられている主にある恵と求められている働きを確認しましょう。
 

 最後になりましたが、今お話した世界を求め、その恵に与っているこの信州で、総会の準備をしてくださった信州なずなの会の皆様、会場を提供し様々なご奉仕をしてくださる松本教会の柳谷先生始め会員の皆様、主題講演の堀越先生、その他関係の皆様方に心からのお礼を申し上げて、開会の挨拶とさせていただきます。

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