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2015年12月25日 (金)

「教え子」の死

この年末、喪中はがきが何通か届いたが、それぞれにかけがえのない者を天に送った厳かさや寂しさを内に秘めたものだった。
昨日はかつての「教え子」の女性の逝去をその主人が伝えるはがきが舞い込んだ。
読んだ時私の心は哀れさと悲しみにいっぱいとなった。未だ、54歳だという。
この女性IKさんを受け持ったのは中学2,3年生の期間であった。銀行員のお父さんと笑顔を絶やさない優しいお母さんに守られて通学していたが、その真面目さ故にどこかおどおどし、緊張が離れない風であった。卒業式で自分の並ぶ席が決まった時、人の目につきにくい場所だったことを彼女がとても喜んでいたのを今でも忘れない。
しかし、生徒同士の間では彼女は控え目ながら自己主張もしたし、学習の成績も優れていた。
結婚し、子どもさんができ、学級懇談などで学校に行くときの大変さを一度は手紙に書いて来たこともあったが近年は賀状の交換くらいで消息を交すこともなくなっていた。
そのIKさんがどんな事情かは分からないが、こうして若くして旅立ったのだ。神様が優しくその懐に彼女を抱いてくださり、涙を拭ってくださるように、そして、地上のご家庭をお守りくださるように祈る他ない。

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