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2013年8月12日 (月)

住む世界の変化

携帯電話に知らないナンバーの着信があった。用心しながら受けるとそれは親友の甥御さんだった。叔父さんに私に入院を知らせるよう頼まれたという。この叔父さんなる人は職場の友であったし、今は競馬の話を土曜日の夜には1時間交わす男である。独り者で、しかも最近はとみに体力が落ち、胃腸の具合も悪く、電話の中身は競馬よりも体のことが多くなっていた。
今週は重賞も多いので早く帰宅して欲しいが、じっくり体調を整えて欲しいとも思う。

以前入院中の部屋から電話をしてきたH氏も最近では電話もできない人になってしまった。転院しリハビリに期待したのだが、家族や友人の識別も今ではできないらしい。

こうして皆住む場所を移している。妻も、教会役員だったT氏も天国へと移っていった。

私の住むところは物理的には変わりないが環境は大きく変わっている。言葉によるつながりのない、乾いた世界。

だが、思う。アブラムは神によって世界を変えるように命じられたのだった。安住の地を移し、新地を目指して出かけたのだった。そこには神の用意した新しい世界が待っていた。
人はきっとこのように場所を変えて生きる者なのだ。問題はそこで神の愛があることを信じて生きるかどうかにかかっている。

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