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2012年6月28日 (木)

体のリズム

現役のころ体から届くカウンセリングワークショップに参加していた。「体から届く」では意味がわかりにくいだろうが、体がいいものを私に届けてくれることには違いないのだ。
このワークショップを思い出したのは実は今朝NHKTVで日本のあるピアニストがイギリスに旅をして地元の子供との音楽を通した交わりをしている様子を見たからである。
ワークショップを経験したことのないこの音楽家は真剣に交わろうとしていたがどこかぎこちなかった。
彼女は現地で世話をしてくれる人の計らいで障害を持っている人のダンスのワークショップにも参加した。車椅子に乗った少女たちが音楽に感じるままに身を任せて踊る姿は感動的だった。だが、そこでもピアノ伴奏を頼まれた彼女の顔には喜びが感じられなかった。もっと自分も楽しめばいいのに、と見ていて歯がゆかった。
画面の少女たちは電動車椅子を自由に動かし、また自分の足で踊っている者は車椅子の人と交わりながらリズムに身を任せていた。私もその輪に入りたくなって、TVの前で動き始めた。
人の体は動きたいものなのだ。自然の中にあるリズム、体本来のリズム、触れ合いの中のリズム、それに体が応える、それが動き、踊りだろう。
体があることを喜ぶ体験をした朝だった。

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