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2012年6月26日 (火)

車の思い出(3)

二台目の車、スバル360の思い出。
この車は名車と言われる程に名高い車である。カブト虫との愛称を持っていて、未だに街の中に骨董品扱いにされて展示してあるのを見かける。
 
私は足の操作ができないので免許証には「ハンドルに旋回装置を付け、アクセル、ブレーキは手で操作する車に限る」という限定がついているのだが、オートマチック車が少なかった昔はクラッチがない車という文句も限定条件に含まれていたかもしれない。
ある日私はこの車で板橋の我が家から横浜国立大学まで講義に行ったのだった。朝大学に向かう時から、環状七号線の凸凹にのると速度が落るのを感じていたのだがそれでも第三京浜道路を利用して横浜に行き、無事講義を終え帰りの路に付いたのである。
日が落ちかかった頃、環状八号線、通称オリンピック道路を我が家に向かっている時、あれはなんという町名だったろうか、今思い出せないが、そこまで来た時、突然エンジンは回転しているのに車が停止してしまったのだった。慌てて道路脇に車を止め、近くのガソリンスタンドに救助を求めた。だが、ここでは修理は無理だった。
直ぐにJAFが来てくれて近くのスバル自動車営業所まで牽引してもらうことになった。故障の原因はスバルには変速機の上に小さなノブが付いているのだが、そのノブを押すとクラッチが切れ変速が可能になるような構造になっている。ところがノブの中のスプリングが折れてクラッチが切れたままの状態になってしまったのである。
エンジンをかけないで引かれて行く車の静かだったこと!
幸いにもしばらくして修理は終わった。
その夜遅くなって私は無事常盤台の宿舎に無事帰り着いたのだった。

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