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2012年1月26日 (木)

学びゆく関係

朝の務めを終えて、こうしてパソコンに向かえる恵みに感謝。昨日はかつての同僚から入院中との知らせをいただき、今朝は「教え子」からセカンドオピニオンの結果を聞いたのだが、それにつけてもこうして朝を迎えられることの幸せを実感している。
 
今朝お知らせしたい喜びは朝日新聞で高橋源一郎氏の記事から得たものである。直接引用したいのだが著作権の問題もあろうから私の言葉で言えば、氏はある施設で重症心身障害を持つ赤ちゃんを抱かせてもらったとき、この世に「天使」がいるとするなら、この子かと思ったというのだ。それはなぜかと言うと「もっとも弱い存在」でありながら、それに触れる者を、つき動かし、変えずにはおられない力を持つからだとのこと。そう言った後で、高橋氏は「それは最良の『教師』の姿ではないかとぼくは思ったのだ」と締めくくっている。
 
なかなか今回の記事は簡単には多くの人には理解しにくいところもあるだろう。
記事の中では「きのくに子どもの村学園」にも触れている。実はここの学びの姿こそが私が現役中理想とした教育関係の姿なのである。長くなるのでこれ以上は説明を省くが、省略的に言えば、教育は個の発見から出発し、「教師」と子供は共に学び、成長する関係の中にあるということである。
 
昨今、教育の成果が問われ、教育までもが実利主義に陥ろうとしている中、今日の記事は湧き水の潤いを感じさせるものであった。

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