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2011年12月21日 (水)

車椅子の人の肯定

美容師さんに来てもらって髪を切った。自分で出かけていくことが難しくなったからだ。
若い美容師さんは気さくな人で、いろいろ雑談をしながら手際よくカットしていった。
実は二週間前ぐらいに予約したのだが、なかなか忙しくてようやく今日実現したというわけである。それだけ多くの方が自分で散髪にでかけられないでいるのだ。話を聞くと、施設や病院に行って、数人で一日三十人もの髪を整えるという。
そんなことを話してくれている中で、車椅子の人のカットはありがたいんです、と彼は言った。どうしてですか、と聞くと、ベッドの人の場合はストレッチでもするかのような姿勢を取ったりしながら髪を切らなければならないこともあるのだという。なるほど、と納得した。ベッドで自由に姿勢が取れない人の髪と切る場合、髪の毛の処理や、切ってもらっている人の疲れなどいろいろと配慮しなければならないのだろう。
私は車椅子で店に入って切ってもらう時、いつも若干の引け目を感じていた。車椅子では店員の作業しやすい高さになれないし、車椅子の後ろに付けた補助輪も邪魔になるだろう。そう思うからである。
ところが今日は別のメッセージを聞くことが出来た。受け入れられた安心感を持ったのである。

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