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2011年7月29日 (金)

拝むのはどちら?

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」が面白く、毎朝見ている。安曇野を中心とした長野の景色が美しいし、戦前から戦後という時代背景も私には親しみやすいからだ。
今朝は実家に戻った主人公が亭主と共に母と兄の遺影に誕生したばかりのわが子を見せ、仏壇に手を合わせる場面だった。
ところで、先日友が我が家を訪ねてくださったことは既に書いたとおりである。その友が妻のために生花を持ってきて下さり、妻の写真の前に供えた後で、「どっちを拝めばいいんですか?」と尋ねたのだった。妻の写真が一枚(室蘭に旅行した際のもの)はテーブルの上に、もう一枚(新婚旅行から帰った翌日のもの)はその脇の壁に貼ってあるから迷ったというわけである。
「どちらでもいいですよ。妻にかわりはないんですから」。
そう言う私の答えを聞きながら彼は正面の写真に頭を垂れ、黙祷した。
キリスト者で仏壇を設けない私を見舞う人々にはいつもこんな戸惑いを抱かせてしまう。だが、仕方ないだろう。妻は今、天国にあって神と共に憩っているのだから。

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