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2011年6月13日 (月)

取り換え社会

菅首相の評判が悪い。与党の中枢部からも交替の声が上がっている始末である。
うまく機能しないものは取り替えようという風潮は政治の世界だけでなく現代に蔓延していると言っていい。
自動車部品も昔は修理して使ったものだ。今はあらゆるものがコンピューター化されてしまったから修理もできなくなっているのだ。
こうした「モノ」だけでなく人も取替の対象になっているのがなんとも悲しい。企業で優秀な成績をあげられない者は解雇の対象にされ、他の人材に席を譲らざるを得なくなるだろう。
取替の最も深刻な事象が臓器移植である。それぞれの人間にその人の生き方をしてもらうために神が用意した体。その一部に不具合が見つかると現代人はもっと優秀な臓器と取り替えてしまうのである。
障害を持って生まれた人の存在はそれ自体で価値があるという見方と取り替え社会をどう対峙させればいいのだろう。

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