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2011年4月19日 (火)

高い海

「海が高かったです」。そうマッサージの先生は言った。
高い海、なんとも奇妙な表現である。だが話を伺ってその現実感が実感できたのだった。
先生は陸前高田にお母さんを連れて親戚の見舞いに行ったのだ。昨日治療においでになったとき、私が「田舎はどうでしたか」と聞くと、開口一番先生は「海が高かったです」とおっしゃったのである。
震災前は海辺にはたくさんの家屋が建ち、また木々も豊富だった。それが一瞬に流され、なにもなくなっている。そんな状況では海だけが目前に迫り、海面が一段と高く認識されたのだろう。
海が高い、怖い話である。

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コメント

「真っ黒な水の壁が海から駆け上がってきた」大地震直後、地元ラジオから流れた言葉が忘れられません。見上げるようなビルのような津波がすべてを飲み込んだのでしょう。陸前高田は瓦礫さえ残っていませんでした。以前住んでいた隣町、大船渡の瓦礫だらけの悲惨な風景に涙が止まりませんでしたが、陸前高田は言葉を失います。そこに住んでいた知人とは未だに連絡が取れません。被災地に向かって「がんばれ」なんて、とても言えません。でも、生かされている私たちは精いっぱい頑張らなければなりません。

投稿: midori | 2011年4月23日 (土) 07時44分

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