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2011年3月27日 (日)

親の目、教師の目

終業式があった日。中学二年生の孫に「○○ちゃん、2はあったかい?」と聞いてみた。孫はニコニコしながら「あったよ。理科と社会科」と応えた。だが、すっかり大人の体になった孫は愛くるしい笑顔を崩すことはなかった。
私も特に驚くことはなかった。学校には仲良しの友達がたくさんいて、時間があれば若者らしいおしゃれをして遊びを楽しみ、日頃はテニスを友として毎日を明るく過している彼女は我が家の大事な女の子なのである。
だが、ふと私は教師であった時の自分を思い出していた。学校というところでこの子を前にしたとき、質問しても満足に答えられない成績の悪い女生徒のH子として彼女を理解するかもしれない、と思ったのである。教師は自分の基準で生徒を見る目を離れられないからである。
くったくのない孫との終業式の日のやりとりは、教師と親の目の違いを改めて認識させるひとときとなった。

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