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2010年6月14日 (月)

心の灯

 体の痛み、疲れで今週はブログの更新をしないでいようと思っていた。ところが今朝親友Hさんからお電話で、先日の「玄関の灯」がとても温かなよい絵だったと感想をいただいた。そして、Hさんは詩人島崎光正氏の詩集に同じ思いを抱かせる詩がありますと教えてくださった。

 嬉しさのあまり、今日もパソコンを開いて、その詩を載せることにした。

 櫺子の窓の明り

ゆふぐれにほかり灯のともるところ

それには鍋や味噌こしの影がさし

水仕事に指を凍えさす母なる人の姿も映る

お六櫛

 

私は旧道を戻ってゆく、唐詩選を袂に入れ
 

あゝまた一つあそこに灯る
 

櫺子の窓はたそがれのヴィオラの絃
  

(お亡母さん)

(お亡母さん)
 

小鳥の足跡のある土橋を越えた。

 島崎光正 詩集「故園・冬の旅抄」6061

 注 櫺子…れんじ  弦…いと  亡母…かあ

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