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2010年3月 9日 (火)

子規を支えたもの

子規は動けなくなってからも自己をしっかりと主張していた。一家の主然として振舞っていたのである。食べ物には注文を出したし、家人の行動にまであれこれ口をはさんだ。決して自己卑下の態度などとらなかったらしい。
そうできたのは蔭に仕える人がいたからである。妹の律さん、お母さんは己を捨てて彼の言うがままに動いてくれたし、子規を師と仰ぐ弟子たちは彼を喜ばせようといろいろと算段していた。
もちろん子規は弟子たちに仰がれるような力量の持ち主でもあった。漢学の素養もあり、また短歌、俳句の革新をしてその評価も高かっただろう。
幼馴染の真之が広い世界を飛び回っているのを見て、病床六尺に住んでいても自分はこの動けない体で十分な働きができると自負していた子規。
彼の心意気を持って私も生きたいものだが・・・・。

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