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2010年2月 4日 (木)

7年が経って

 私家本「呼応」が薬局の奥さんから帰ってきた。いつの間にか私の書くものを好んで読んでくださるようになっている奥さんなのだが、すぐ近くなのに宅急便で返してくださるのだ。そして、その荷の中に丁寧な手紙と一緒に必ず何かしらの品を収めて下さる。今日は上野村の味噌とゴマが入っていた。
 手紙には「『呼応』、感心しながら読ませていただきました。奥様の発病のご様子その他諸処、 いつも明るい方でしたのですこしもそのような様子をお見せにならないで何の気なしに接してしまいました事を今になって申し訳なく思って居ります」としたためられていた。
 改めてその箇所を読み直してみると、妻の最初の闘病の様子とその後のことがほうふつとしてきた。
 ちょうど7年前の昨日、2月3日、この日妻の肺に異常が見つかったのだった。やがてそれが肺腺癌であることが分かり3月5日の手術へと向かう。
 あれから7年。その後2回癌に侵され今は神の元にある。
 振り返るとこの7年、3回の治療にかかわり、生活を共にし、妻を見送り、自分の生活を形作り、多くの門を潜り抜けて来たものだ。

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