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2009年12月10日 (木)

夜間中学

昨夜のNHK教育テレビで夜間中学で学ぶ人たちの姿を見た。この学校は認可されておらずボランティアが支えているものだった。
学ぶ人たちは多様だが、その中には戦後の貧しさのために学校教育を受けられなかった朝鮮半島出身の人、東南アジアから来た人などがいた。
その人たちは皆、学校というところで勉強することを至上の喜びとしていた。ノートに文字を書くという、ただそれだけのことが大きな喜びなのである。その喜びはまたお手伝いをするボランティアの喜びでもあった。
以前知的障害を持つ人の日常生活を見たことがあるが、ある男性は電話帳から女性の名前を拾ってはノートをいっぱいに埋めていた。
本来人は人が長い歴史の中で作り出してきた文化にこよなく憧れるものなのだ。だから文字を書く、文字を読むということは実利的な面を差し引いても喜びになるのである。
私が関わった子供の中にも文字や単文を書くと、「先生、いい?」「これでいい?」と出来具合を確認した子がいた。「いいよ」と認めると、「先生、うれしい?」とまた尋ねる。「うれしいよ、よくできたね」そう言って顔を見合わせて二人は喜んだのだった。
どの学校も学ぶことを楽しむところ、喜びを共有するところとなったらどんなにかいいだろう。

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