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2009年10月26日 (月)

障害を持つ人の人権

介護保険を受けているとケアマネージャーの訪問を時々受ける。
先日も訪問を受けた。ケアマネの女性は明るい方で、てきぱきと私の様子を聞いた。その質問の中で私が気になったのが「家の方に相談していますか」という項目である。困ったことがあったら家族に相談できるかどうかを質す質問項目がどうやらあるらしい。
この質問の前提には介護保険を受けている人は他人に助けられ、依存し、助けを求める立場にある者という理解があるように思う。確かにそういう人が多いかもしれない。
しかし、諸動作は出来なくとも、家では精神的には中心的存在である場合もあるだろう。相談する立場ではなく、相談される側にある人もいるのだ。
こうした質問項目を生み出す雰囲気は福祉の現場にはびこっていないだろうか。
今利用しているデーサービスでは毎回サービスごとに手帳にその日のサービス内容を書き込んでくれる。帰ったら家族に見てもらうためである。利用料の支払いでお釣りがあるときには紙にくるんで「おつり」と書いてくれるまでの丁寧さである。
以上のような環境を黙認しているとその中でぬくぬくしていられるのだが、なぜか自分の一部が溶けて行くような感覚に陥らないでもない。

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