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2009年10月 8日 (木)

「途中感」 太宰の作品から

大型の台風が昨夜来日本を襲ったが幸い大きな被害もなく過ぎそうである。我が家でも飛ばされそうなものは玄関に入れたが今はすっかり晴れて日差しが明るい。
お蔭で今朝は何度も夜中にテレビを見に起きたから寝不足気味である。
  
台風には関係ないが、昨夜のテレビで「私が愛した作家 太宰治」なる番組を放映していた。作家の角田光代さんが太宰の作品を紹介したのだ。
角田さんは太宰の作品には「途中感」があるという。「女学生」「待つ」などの作品にそれが見られるのだそうだ。
毎日の変哲もない出来事の中で、大人の疲弊した生き様に憂鬱になりながら、そして自分も同じ生活をしながら、しかし、そこで留まってしまわないで、先にありそうな無垢なものを求めている(角田さんがこう言ったわけではなく、私の勝手な表現なのだが)そんな女学生みたいな、あるいは誰も降りては来ないのだが、駅に行っては毎日誰かを待っているような心、そんなものが太宰作品にはあって好きだと言うのだった。
「途中感」、なるほど、私の中にもどこかにありそうだ。その心で毎日が保たれているのかもしれない、そう思ってこの記事が書きたくなった。」

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