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2009年7月14日 (火)

佳子ちゃん

09071416img_10184年前妻に会ったとき彼女は小さな子どもを連れていた。まだ妻の腰丈よりも小さく、どこか遠慮がちな女の子であった。妻はあまり化粧もしない地味な人だったから、そして妻自身私よりも自分が年長であると結婚を話題にするまで思っていた ぐらいだから、私はその子は妻の子供かと想像した。
やがてその子は妻の長兄の子供で、兄は既に亡くなっていることが分かった。私に会うとき連れていたのは母親もいなくなったこの子の遊び相手になっていたのかも知れなかった。妻の母が親代わりになって育てているとき、妻も一緒にこの子の世話をしたに違いなかった。
09071416img_1028妻と結婚して彼女の実家をたびたび訪れると、その小さかった子もいつの間にか小学生から高校生へ、そして大学生へと成長していった。
  
この子が佳子ちゃんである。現在では大学教授の妻となり、また海外生活が長かった経歴を使って海外旅行の添乗員として忙しい日を送っている。
私は先日の妻の召天一周年記念礼拝に彼女が都合がつくというので礼拝の最後に妻の思い出を語って欲しいと頼んだ。佳子ちゃんは最初は昔のシーンが思い出されて泣き出すだろうからいやだと断っていたのだが、最後には私の頼みを受け入れたくれよい話をしてくれた。箇条書きにすれば以下のようになる。
  
若いときの叔母は質素だったこと、だが、時折少しの化粧が美し女性にしたこと、叔父さん(私)と結婚して子供たちを連れて日曜日には必ず教会の帰りに家に寄ったこと、おばあちゃん(妻の母)が「そろそろ来るころだね」と待っていたこと、子育てに追われて恰好をかまわない叔母だったこと、そして誰隔てなく接していたこと、叔母はそんな美しさを持っていたこと
 
帰り際、私を外国旅行に連れて行きたいと言っていたよと息子から聞いた。外国に行く度にお土産をもらうのを楽しみにしている私を実際に海外に連れ出したいのだろう。今日紹介する二つの梟も佳子ちゃんのお土産(エジプト、スペイン)である。

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