« 妻との再会 | トップページ | ある障害者団体の閉幕 »

2009年5月 1日 (金)

友への感謝

別れ際二人の友と手を握り合ったとき涙を禁じえなかった。夜になって世話役の任を務めてくれた友に感謝の電話をかけている間も私の胸には熱いものがこみ上げていた。
 
春の一夜を近場のホテルなどで職場の友と過ごすことはここ数年の行事になっていた。風呂を浴び、食事を終わってから一室に集い一年間のそれぞれの生活を披瀝し、昔話に花を咲かせる、そんな会が何年も続いていたのだ。
 
だが、昨年は妻の病のために私は参加不能になり、これからは1人で出かけることもできないという事情を考慮し、いつも世話役を買って出てくださった友が今年は私の家にグループの仲間を集めてくださり、春の一日を楽しいおしゃべり会にしようと手を回してくれたのだ。
 
10人ほどのメンバーに誘いを掛けてくれたが、世話をしてくださる友の熱意に反して集合したのは5人であった。皆、2時間以上の時間をかけて来てくださった人たちである。
めいめい持ち寄ったものを共に食し、語り合ううちに職場時代の心が通じ合い、会は豊かなものに変っていった。
妻の写真が飾られた台の上にも友が持参した浅蜊の握り飯が供えられていた。
  
3時間ほどの短い宴ではあったがそこには温かな交わりの絆が交錯していた。

|

« 妻との再会 | トップページ | ある障害者団体の閉幕 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 妻との再会 | トップページ | ある障害者団体の閉幕 »