« よい誕生日 | トップページ | 祈りの会 »

2009年1月12日 (月)

留まる幸い

昨日から弟が来ている。私の独りの生活を見に来たのだ。姉を呼んで三人で近況や昔話をしてひと時を過ごした。私が動けないからこうして私のところに集ってくれる。
俳句の会とて同じことだ。婦人センターを利用してやっていた句会を我家でやることになったのは一つには私が移動が不便だから皆が私の家に集ることにしたのだ。
昨年暮れには親しいkさんと忘年会を我家でやった。これもKさんの家でなく、家でやって、と若い者に頼んで実現したことだった。
こうして動けないことが人を集める力になることがある。留まっているとそこに人の輪が出来るのである。
話を少し飛躍させる。日本の神話に出てくる話だが、神様で人を初めて作ったのはイザナミノミコト、イザナギノミコトの2人だった。ところが生まれてきた子は蛭の様に体が柔らかで、これを嫌った二人は「ヒルコ(蛭子)」を葦の舟に載せて川に流してしまった。こうして日本の神話では障害を持った人の歴史を否定的に書き出している。
ところが一説によると、流されたヒルコは川下の人に拾われて大事に育てられ、恵比寿様になったという。動けなくても魚釣りの名人になり、福をもたらす神になったというのだ。
動けない人が留まって自分の生活を大事にしていると、こうして人を集め、よい交わりが生じ、幸いをもたらすことになる。

|

« よい誕生日 | トップページ | 祈りの会 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« よい誕生日 | トップページ | 祈りの会 »