ヒカちゃんはなんでも興味の対象にしてしまう。
先日教会バザーの商品名を私が毛筆で書いているとき、ヒカちゃんが自分もやると言い出した。
そして書いたのがここにある家族全員の名前である。書き終わったのを見ると、なんと亡くなった妻の名もあるではないか。
「ばあちゃんの名前もあるね」と言うと「いいんだよ」と当たり前のように言う。ヒカちゃんにとっては妻はまだヒカちゃんと一緒にいる存在なのだ。
亡くなった者だけでなく、金魚や犬のライアンまでも皆含めてヒカちゃんの家族になっていた。
そして名前が書き終わったらその下に「大すき家ぞく」と大書した。いい言葉だ。
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