« 小春日や | トップページ | 負けず嫌い »

2008年9月28日 (日)

新島学園への夢

昨日は青空が広がるよい日だった。息子がお昼を食べに行こうというので近くの店に行くのかと思いきや、なんと安中まで行ってみようという。新島学園の様子を見たいのだそうだ。新島はテニスが強いらしい。私の母校でもあるので喜んで連れて行ってもらった。
新島は公立校を身体障害ゆえに断られた私を喜んで受け入れてくれた学校である。木造の校舎には鐘が下がっていて授業時間の区切りをのどかに教えてくれた。昨日も帰りに友人に会って言葉を交わしたのだが、先生も友人も一生お付き合いできる人をここ新島で得たのだった。
学校に着いて校舎の周辺を息子に車イスを推してもらいながら回っていると生徒(女子)に何回も出会ったが彼らは皆丁寧に挨拶した。孫が「じいちゃんのこと、知ってるの?」と言うほど親しみを込めた態度だったのだ。
卒業生です、と言えば許されるだろうと勝手に判断して校舎にも少し立ち寄ってみたくなった。礼拝堂には立派なパイプオルガンがあるはずである。ところが正面玄関には数段の階段があった。それならということで少し先の門に回ったのだが、ここも校舎に入るのは無理だった。どこにもスロープらしきものは見えなったのだ。
私は木造の平屋校舎に迎えられて少人数の高校生活を過ごしたのだが、立派な高層の学校になると障害を持つものは学びの喜びや先生、友との交わりの温かさには与れないのかもしれなかった。それを希望する車イスの子どもがきっといるに違いないのに。

|

« 小春日や | トップページ | 負けず嫌い »

「障害のある生活」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
偶然見つけたブログで、母校の名前を見つけたのでコメントさせて頂きました。

 校内には、駐車場・学生寮のある道路沿いの門から入りますと、階段だけでなくなだらかな斜面になっていますので入りやすいと思います。
 礼拝堂に関しては外も中もどうしても段差が避けられませんし、使用時以外は施錠されていたと思いますので、校内に入られてから事務などで事情をお話されたみてはどうでしょうか。
 礼拝堂のパイプオルガンはとても素晴らしいものですので、chacchanさんもご覧になられましたら嬉しく思います。

 長文失礼致しました。

投稿: | 2008年10月 8日 (水) 21時37分

コメント、ありがとうございます。
教えていただいて嬉しくなりました。母校はやはり温かなところだったとホッとしています。
最近の公立の学校は障害を持つ生徒が入学を希望すると、その生徒のために施設を整えます。障害を持つ生徒は新しい世界へのパイオニアの役を果たすのです。新島でも同じことが起きるでしょうね。

投稿: chacchan | 2008年10月 8日 (水) 22時28分

私は30年前の卒業生です。急に安中に行きたくなりました。ちっとも勉強はしませんでしたが、信仰を与えられ、今でも、いっしょに恩師のお墓参りをし、ご飯を食べておしゃべりをするいい友だちを与えられた三年間でした。楽しかったことばかり思い出します。23年前の体育の日に結婚式をした安中教会には帰省した時に行きますが、こんどは新島学園の周りも歩いてみたいと思います。

投稿: midori | 2008年10月 9日 (木) 23時12分

midoriさん、コメント感謝します。新島学園への思いが皆さんから寄せられて学園卒業生としてうれしいかぎりです。happy01信越線の踏切が学園の敷地と触れているのに驚きました。あそこはふと寂しくなると行ったところです。

投稿: chacchan | 2008年10月10日 (金) 14時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 小春日や | トップページ | 負けず嫌い »