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2008年7月16日 (水)

妻の苦しみ

520日に危篤になってから40日、子どもたちが交代で病室に泊まって妻の看護に当たった。泊まったものはその日の様子を小さなノートに記すようにした。長男の指示らしい。今私はその記録を整理している。キーボードで入力すると腕の痛みが増すので音声入力を使っているのだが、ここに記された妻の様子は余りにも辛く、声にすると思わず喉が詰まって先に進めなくなる。

腰や足の痛みに耐え、襲ってくる吐き気に悩まされ、家に帰ることを希求しながらベッドで過ごしていた姿。精神のバランスを失ってもいた。

この記録を書く子どもたちも辛かったであろう。今更これを再現しても仕方ないのだが、妻がこうして天に召されていったことは事実なのだからしっかり記録に残しておこう。

まだまだ10日間の整理も終わらないのだがそこには例えばこんなことが書かれている。

・涙がこぼれている。お母ちゃん涙こぼしたこと見たことあったっけ?。記憶にあるようなないような。

・「イタイイタイ、足は痛いし腰が痛い」、「痛み止めもらう?」「もういい、飲んでも効かないから。拒否だよ、拒否」

・痛み止め飲んだ。前のより強いやつなんだそうだ。(ゴールドの外袋)

2330分 痛くて薬もらう。「もういいよ 家に帰りたい 早くしてよ」としきりにいう。

・時々変なものが見えるという。時間がさっぱりわからないという。

・のどが渇いてお茶を飲んだ。また吐き気が出てきてお茶は全部吐いてしまった。

・14時から16時30分 目は開いているが話をしない。眠っているような感じでずっと過ごす。

・19時 夕食がきても食べたくないらしい。足も腰も痛いらしい。イタイイタイと繰り返す。

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