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2008年3月 2日 (日)

ライアン、哀れ

妻がいなくなってライアンは一日中一人(?)で過ごす。昼と夕には決っておしっこや散歩のお相手をしてもらっていたのになんとも可哀相である。
ライアンは台所のドアの下の地面につながれている。車イスで朝食の食器を流しのボールに入れようとして音を立てると、すぐさま誰か居ることを感じ取ってクンクンと甘える声で鳴く。

今朝は無視するのも哀れなのでドアを開けて、「ライアン」と呼びかけると階段を上って台所に入ってしまった。頭をなで、背中をさすってやるとおとなしくなすがままにされている。

鎖が短いので入れたままでドアを閉めるわけにはいかない。寒くなるのでライアンを外に出そうとし、背中を押すのだが頑として動こうとしない。ズボンにはライアンの毛がいっぱいついてしまう。しかたなし私はちょこんと座っているライアンを残し、その場を離れて様子をうかがった。

庭に出たようだ。急いで車イスをドアいっぱいに近づけ、手を伸ばしてドアノブを引いた。

ライアン!もうしばらく我慢してね。

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