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2008年1月25日 (金)

「夜スペ」という怪物

東京・杉並区の和田中学校で「夜スペ」が始まるとマスコミは伝えている。現代社会の中では教育界にも既成概念では理解に難しい怪物が登場してくるものだとつくづく思わされる。
学校を使って、予備校の講師が、成績上位者を対象にして、しかも地域の保護者のバックアップの下に授業料を取って、教員とも連携して授業をするというのだから新恐竜のようなものだと言ってもいいだろう。
これにはいろいろの批判や肯定意見があるだろうが私はこんなことに危惧を感じる。
①生徒間の差別意識を助長しないか。
②学校への信頼が薄らぐことはないか。
③和田中学校の教育課程は夜スペとどう関連しうるのか。
一方でこんなことが行われることの素地は現代社会には十分にあるとも言える。成績中心主義、効率優先社会のなかでは少しでも先に行くことが求められているのだ。もう一つ、学校が一斉教育をしていることにも原因がある。一人一人の子どもたちはそれぞれ別個の人間なのに同学年なら同一教材を使う、一人一人の思考方法や関心は異なるのに学級単位で授業が進められる。こうしたことから生じる問題の埋め合わせに夜スペはどこかでマッチしているのだろう。

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