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2007年7月18日 (水)

緊張の中に

妻がいないと気を抜くことができない。誰が訪ねてくるかもしれないし、突然何が起こるかもしれないのだ。だから例えばチャイムが鳴ったときすぐに玄関に出られるようにいつも車椅子に乗っている。
先日は書き留めでお見舞いが届いたし、昨日は近くの方がゆでたとうもろこしを沢山持ってきてくださった。かつての「教え子」の親から新潟のお蕎麦もいただいた。妻が一生懸命になっている生活協同組合の関係の方も時々来られる。
  
こうした毎日だが慰められることも多い。
妻がいない寝室はベッドが空いている。ヒカちゃんはやわらかいベッドが大好きである。先日風呂に入っているとヒカちゃんが覗きに来て、「じいちゃん、今日ばあちゃんのベッドで寝ていい?」と聞きに来た。「いいよ。じいちゃんがいろいろ載せているから片付けたら来てね。でも光はベッドから落ちないかな。落ちてもじいちゃんは上げてあげられないよ」。「だいじょうぶだよ。そのまま寝てるから。」
ベッドで待っていると、ヒカちゃんがややって来た。そして「夜中に帰るかも知れないよ」と言ってしばらくはベッドで遊んでいたが、そのうち、「やっぱり、ママと寝る」と二階に行ってしまった。2年生はまだママがいいのだろう。
  
一昨日は娘が新婚の夫と見舞いに来た。「お見舞い」と書いた袋を夫に渡し、彼が私に差し出した。娘もそれなりの礼儀をわきまえている。私は二人を連れて病院に行った。車椅子を積んでいって病院内を移動した。彼は大きな体だが車イスを押すやり方はとてもソフトでていねいなものだった。
病院から帰り一緒に夕食をしている時、遅れて見舞いに来た東京の息子とその子どもがやって来た。長男の妻は慌ててご飯を炊き足し、しゃぶしゃぶ用の肉を買出しに行った。そしてキャンプに出かけるほどの肉を下げて帰ってきた。
大きな男が4人もそろい、9人の夕食であった。いつものテーブルではおさまりきれず、長男は二階から補助のちゃぶ台を出した。
それにしても若い者はよく食べる。皆自分でお替りをよそって何杯もご飯を食べ、次々に肉が入る鍋には灰汁が湧いて踊っていた。
  
こうして支えられてもう14日が過ぎようとしている。

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