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2007年5月16日 (水)

叔父を訪ねる

母方の叔父、叔母でご存命な方は一人になってしまった。母の妹のご主人である。もう90歳になる。
一昨日、4人いた兄姉の中でただ一人残っているMちゃんとその叔父を訪ねた。いつもは戸を閉じてひっそりと暮らしておられるのだが、その時は洗濯物を取り込み中だったのでガラス戸が開け放たれていた。
お茶を入れようとされたのだがそれをお断りして縁側に座って昔話やお互いの家庭の様子を話し合った。その最中、何度も、よく来てくれたね、と私たちの訪問を喜んでくれた。
今は平日は外出することもなく過ごしているという。それにしては会話もしっかりしているし記憶力もよい。それは土曜日にはゲートボールに出かけるからだとのこと。息子は危ないからタクシーを使えと言うが歩いていくのだそうだ。ホールインワンを出すと賞品にゴミ袋を三枚もらえる、これが楽しいと言って笑った。
わたしを大変心配してくれた叔母さんを亡くして14年になる。叔母さんは最後の3年ほどは認知症が進んで、トイレに連れて行ってあげても、「あんたはどこの方だっけね」と言ったそうだ。奥さんに先立たれると参ってしまう男性が多いのに叔父さんがこんなにしっかりしているのは叔母さんの世話を引き受けているうちに自立の力を与えられたからかもしれなかった。
Mちゃんは叔父さんの手を握って、またくるからね、を何度も繰り返して帰りの車に乗った。

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