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2007年2月20日 (火)

定型のよさ

今朝の朝日新聞「鶴見俊輔さんと語る」で鶴見さんと上野千鶴子さんの対談を読んだ。話題は多岐にわたっていたがこの中で上野さんがこう言っていたのに興味を持った。
「短歌、俳句といった短詩型は老いた人が自我を表現する補助具になるんじゃないでしょうか。定型であることが手助けになります。」
なるほどと感心する。長い文章を書く体力もなくなったとき、俳句ならばメモ用紙一枚と鉛筆があれば自己表現ができる。実際に先日のNHK全国俳句大会でも80歳、90歳の方が優秀賞に与り、家族と一緒に表彰式に来ていた。
定型であることが手助けになるという指摘もうなずける。塗り絵みたいなもので決められた枠に言葉を当てはめればいい。
かと言って俳句が簡単なものでないことは言うまでもない。だが、それは優劣を問題にした場合であって、上野さんが言うのは人間の本質的な尊さである、言葉による表現に俳句がいつまでも使えるということだろう。

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