« 胃カメラ | トップページ | 耳鳴 »

2007年2月11日 (日)

すばらしい憲法草案があった

昨夜のNHKTVは希望を抱かせる番組を見せてくれた。一時間半の番組だったが見終わってわたしは血が清められる思いがしたのだった。
「焼け跡から生まれた憲法草案」がその番組名である。今国会では憲法の見直しが声高に叫ばれている。安倍内閣は目玉施策にしようとしているようにも見える。改定を主張する人たちを支えている考えは現憲法が日本人の中から生まれたものでなく、米国に与えられ、押し付けられたものであるということだ。
昨夜の放送はこの理解がまったく間違いであることを明確にした。終戦直後、まだ東京が廃墟にあるとき日本人の憲法学者やジャーナリストが国民主権、平和主義などを基本とした「憲法草案要綱」を創りだしたのだ。このメンバーの中には戦争中拘束されたり、職を追放された者がいた。そうした体験を新憲法に生かして草案を創ったのだ。これはGHQにも評価されていたという。
だが公式の憲法草案は天皇の権威を温存したものが作られ占領軍に提出されたため、GHQはこれに大幅に手を加え彼らの案を示したのだった。与えられたこの案はしかし「憲法草案要綱」の精神を取り込んでいたとのことだった。
こう書いても昨夜の感動はまったく伝えられない。NHKはもっと早い時間に放送し、多くの国民、とりわけ政治家に見せるべきだろう。

|

« 胃カメラ | トップページ | 耳鳴 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 胃カメラ | トップページ | 耳鳴 »