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2007年1月 8日 (月)

賀状から

150通ほどの賀状をいただいた中にかつての「教え子」のものも多く含まれている。そのうちの二つ。
  
「元気でやっています。でも体力が落ちているようです。今年は歩くことに力を入れたいと思っています」
この男性は昭和40年に担任した生徒の一人だ。お父さんが目が不自由で鍼灸の仕事をしていたがそこでこころ優しい少年に育っていた。高校を出てからお茶屋さんに就職し、結婚もしている。もう55歳くらいになるだろう。障害はそんなに重くはなかったがそれでも障害を持って働くことはきつかったに違いない。体力が落ちたというこれからが正念場である。体をいたわりながらがんばって欲しいものだ。
  
「息子は高校受験、母は壊れそうな身体を明日に向けてスローに生きている。たのもしい息子がいるから」
頼もしい母である。その頼もしさは息子からいただいているとこの母は言う。実はこの母なる女性は中学部を卒業するときに受け持った生徒である。決して自分を誇らない、どちらか言えば教師の前では正面を向かないような子だった。答えるときにも口ごもることが多かったと記憶する。結婚したがその後母子で生きることを決心し、息子と生きてきたのだ。その息子が今年は高校受験。お母さんはもう身体が壊れそうになっている。でもここまで一緒に生きてくれた息子を今はたのもしいと思えるようになった。
Iさん、よかったね。たのもしさをいただきながらこれからもスローに生きてください。明日に向かってね。

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