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2007年1月 5日 (金)

書初めとミシン

仕事始めの日の昨日。親たちは出勤して子ども二人が家に残った。朝からこの孫たちに付き合うことにした。
メインの遊びは書初めだった。遊びといってもこれは小学一年生のHちゃんに言えることであって、お姉ちゃんには宿題のひとつである。学校から書初め用の半紙を渡されている。ところがHちゃんは学校ではまだ硬筆練習の段階だから紙など持っていない。棚の上から半紙を下ろし、二枚を糊で貼りあわせて用紙を作ってあげた。
お姉ちゃんの御題は「花たば」である。学校からお手本を持ってきている。書斎を占拠し、床一面に新聞紙を広げて太筆でゆっくり書き始めた。「花」の七画目の書き方や、「ば」の最後の筆遣いを教えてわたしとHちゃんは居間に移ることにした。
Hちゃんは筆など持ったことがない。文鎮を置き、硯に墨汁を入れてあげると自由に思うままにおねえちゃんと同じ字を書き始めた。入筆も終筆もあったものではない。どんどん書いていく。紙がなくなるとまた糊で貼りあわせる。こんなことが間に妻が用意したラーメンを食べることをはさんで三時過ぎまでも続いたのだった。わたしも退職前になってNHK学園で書道の勉強を少ししたので筆を持つことのおもしろさは知っている。だから二人と一緒にわたしも遊べたのだろう。
書斎を覗くとおねえちゃんはなかなかの作品を仕上げていた。
  
Hちゃんが炬燵に入って寝てしまった後、わたしは妻が出してきたミシンで先日カインズホームで買ったズボンの裾のまつり縫いに挑戦した。上糸の掛けかたを手引書にそってまず学んで、針に糸を通し、折り重ねた裾のふちに沿って縫うのである。タオルでテストしてみるとはじめは上糸が強かったらしくすぐに糸が抜けてしまったがやがてうまくいくようになった。わたしは足が使えないからお姉ちゃんに掛け声に合わせてスイッチペダルを踏んでもらってわたしが両手でズボンを針の動きにあわせて動かした。
多少の脱線はあったがなんとかジグザグ縫いができあがった。
子どもの頃姉たちの側で裁縫を見て過ごし、時にはボタン穴のかがりもやったから糸を持つおもしろさを体が覚えているのでこんなことができたのだろう。

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