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2006年12月14日 (木)

体が消えていく

二時過ぎにトイレに起きた時右半身が火照っていた。布団に帰ったがその火照りは増すばかりのようにみえた。一気に不安が体中を襲う。体が消えていく。不安が膨張し体がない。

暗闇の中で原因を考える。机をストーブの前に移動したためにその熱が残っているのか。泌尿器の薬の副作用か。先日受けたインフルエンザの予防接種のためだろうか。それともちょうど二年前の年末に高熱を出した時と同じように血液中に好酸球が増加したのかもしれない。それなら再び入院になるのだろか。

そして対処法を試みた。自律訓練法をやってみる。だが体の重みを取り戻せない。枕もとのボトルからお茶を飲む。

アブラムハムは神の命じるままに旅に出た。行く先にどんなことが待っているか分からないが今を神の心に生きるために旅立った。わたしはこの先の結果どうなるかを考える必要はない。今ベッドに横たわっているだけでいいではないか。そう言い聞かせてみる。

あせる中、多分これは心理的な要素が強いのだとも自分を説得する。外界と接したらいい。妻には迷惑だが灯りをつけることにした。そして熱を測った。五度九分しかない。妻を起こしてラジオを借りる。これで気を紛らわせよう。でもだめだ。相変わらず自分がいる感覚に乏しい。妻が血圧計を持ってきた。計るが特別高いわけでもない。

そうこうするうちに落ち着きを取り戻していた。太った重い体が布団の中に居る感覚を取り戻したのだ。

なにが起こったのか今朝になってもわからない。二年に一度くらいこんなことがある。

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