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2006年11月12日 (日)

ハンドルの遊び

 自動車のハンドルは少しくらい回してもそれで進路方向が変わるわけではない。ハンドルの回転には少しの余裕があるのだ。これを「遊び」と言う。もしも遊びがないと少しの操作で自動車は左右に揺れ、危険極まりないことになる。
 人間は自動車を設計するに当たってはこの遊びの必要性を認識してそのような自動車を作っているのだ。しかし不思議なことに自分たちの生き方においては、あるいは社会のあり方においてはこの認識がないのでる。
 時間の使い方においても人と人の関係においても、あるいは土地の使い方においてもまったく遊びがなく、無駄がないようにと人は努めている。
 だがやはり遊びとか無駄とかあるいは余白とかそんなふうに表現されるものがないといつかちょっとしたことで世の中はとんでもないことになってしまう気がする。
 こんなことを車椅子を使う身から拙文に綴ってみた。関心のある方は「こころの便り」を開けてごらんいただきたい。

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