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2006年10月31日 (火)

みんなで歌う

 妻が参加しているコーラスグループに車いすを使用している女性がいる。このグループはこの3日に町の文化祭に参加して日頃の成果を発表するのだが、会場がバリアフリーになっていない。壇上に上がるには何人もの助けを得なくてはならない。これは本人もいやである。
コーラスグループの代表者がなんとか壇上に上がれる設備を作って欲しいと町に掛け合った。その結果スロープができることになった。今日は業者が来て設置するという。
 今朝になってその女性から体調が悪いので代わってわたしに現場に行き、車いすを利用する立場から見張りの役をしてほしいと電話があった。
 _0071 9時半というので急いで行ったのだが、設置作業が始まったのは10時を過ぎていた。客席を10席ばかり外して、80センチの高さのところまで金属製のスロープを架けるのだ。勾配は10度弱だという。消防法の問題もあって常設できないので車いす利用者が会館を利用する時にその都度倉庫から取り出してはつけなくてはならない大変さもあるとのこと。
 家にあった資料を持参して車いすリフトをつける手もありましたねと町の係りの方に話したが、これも検討はしたらしい。
 12時近くなってようやく取り付けが終わったので押してもらって上ってみた。急勾配なので自走はできない。勾配をゆるくすることもスペースの関係で無理である。
 結果、これでよしとすることになった。(わたしがよいあしを言う立場にはないのだが)観客が大勢見ている前をスロープで上がっていくのはやはり抵抗があるだろうが、今回はここでみんなで楽しく歌って欲しいものだ。
 ホール建築の段階から車いす利用者のことを考慮すればもっともっとよいものができるのに、後付ではどうしようもないのだ。これでも数十万円かかるということだから、町もそれなりの決断をしたということだろう。
 妻たちの発表会の前には中学生の音楽会があるとのことだった。そのときスロープをどうしようかと会館の方が話していたので、このまま使ったら生徒もスロープの必要な人を意識するでしょうねとわたしは申し上げた。

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