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2006年9月 9日 (土)

孫の重さ

 ピーちゃんはDSゲームにはまっている。児童館から帰ると手を洗うのももどかしくゲームを始める。今日は土曜日だから朝から夢中になってすでに始めている。軽快な電子音がいつもピーちゃんの周囲には鳴っている昨今なのだ。
 夕べもゲームをしていた。ゲーム機の液晶画面は小さいし、液晶の特徴で正面からでないと様子が見えない。「じーちゃん、すごいよ。ほら、ほら。」とピーちゃんは小さな、かわいらしいお人形が飛び跳ねている画面を見ながら興奮してわたしに言った。「見えないよ」とわたしが答えると、だんだん体を密着して自分の腕前を知らせようとする。
 わたしが「見えない」を連発するものだから、やがてピーちゃんは指は動かしたままでわたしの膝の上に乗ってきた。一年生だが体がそっくり乗るとなかなか重い。「よっし。やったあ。」ピーちゃんは相変わらずゲームに夢中だ。
 ピーちゃんの体からはだんだんと重さだけでなく温かさまでわたしの膝に伝わってきた。わたしは目の前にあるピーちゃんの頭の横に顔をつけ、「おっ、すごい」などと言いながらその重さと温かさをもらっていた。これがもしかしたらピーちゃんを抱っこする最後の時かもしれないと思いつつ。

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