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2006年8月30日 (水)

友の生き方

 小田嶋さんから「みちのくコスモスの会」会報が送られてきた。A4版にゴシック体文字で印刷された素朴な体裁の会報である。しかし、ここに載っている文章は主にある者の確かな歩みを証している。わたしの好きな会報の一つである。
 小田嶋さんはリュウマチのために体の自由が制限されている。昔、新宿区にあった国立身体障害者更正指導所に来て自立の道を求めたのだが結局行き所がなく、「無条件で受け入れてくれる」お母さんの許に帰ったのだった。ただ一つ上京したときと違ったことは主の愛を信じるものとなっていたことだ。
 彼はみちのくに帰り、そこで彼に勉強を教えて欲しいという子どもを与えられ、やがて学習塾を開くことになり、地域の社会福祉団体の責任者となる。さらにリュウマチ友の会の代表や障害を持つキリスト者の会の責任者にもなった。
 今回の会報に彼の活動が紹介されているが、彼はほとんどのことを介助に頼りながら九州や四国にまで出かけている。そうしたとき最も悩まされるのがトイレのことだと言う。これはわたしも同様だからよくわかる。彼は一人では移動もできないのだから私以上に緊張するだろう。
 ただ、彼の文章はいつも感謝に満ちている。困難にあっても土の器でしかない自分を生かしている主に守られているのだから大丈夫、こういう調子が文章の基調になっているのだ。それをやさしく、具体例を紹介しながら証しする。
 会長がそうだからこの会報に載るほかの会員の文章も気取らず、力まず、素直に信仰を語るものが多い。
 きっと長くこの会は守られて続くだろう。

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