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2006年7月17日 (月)

2人の若者と老人の対話

若者A 君も結婚できそうになったね。最近政府は少子化対策と称して、児童手当制度を拡充し育児手当を増額したよ。保育所も増やすというから子どもが生まれても大丈夫だろう。出産育児一時金さえもらえるそうだぜ。

若者B あまいあまい。一体何ゆえに内閣が少子化対策室なぞを設けたと思うんだ。

 これはな、日本の労働人口が減ると日本経済が衰退する、世界の中で経済大国として威張っていられなくなる、これが怖いのさ。それに加えて、子どもを増やして社会保障関係の資源を負担せようという魂胆なんだ。

若者A それならなおさら君は結婚して、子どもを持って社会に貢献すべきだよ。

若者B そうはいかないよ。年金暮らしのおじいちゃんは昨今の政府の対応に怒り心頭だよ。医療費は増える一方だし、住民税の増額たるやビックリだってさ。リハビリさえ期限を設けられる始末だからね。

 老人も大切な一人の人間だぜ。この老人を粗末にする政府が本当に出産や育児を人間尊重の精神で援助するとは思えないだろう。

老人X わしらばかりでなく、障害を持っている人を含めて、国民一人ひとりを大切にする政治が行われるかどうかの問題なのだ。

 こっちでもあっちでも喜んで生きている人の姿が見られれば若者も子どもを持って積極的に社会参加するだろうよ。

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