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2006年5月 1日 (月)

立てない

06050103dscf0028  立ち上がるのがなんと難しくなったことか。
  
 今朝、皆がそれぞれのところに出かけて行ったあと、ふと壁を見ると絵を入れた額が傾き、中の絵がずれてしまっていることに気づいた。全紙にガッシュで描いた菜の花の絵である。
 家内に頼んで壁からおろしてもらった。そしてソファーにかけたままで四隅の小さなネジを外しにかかった。これは簡単だった。
 次に中の絵をまっすぐにし、台紙に固定しなければならない。これもなんとか終わった。もっとも厄介な作業はその台紙を額に納めて、またネジ止めすることである。額といっても粗末な素材のものだし、しかも大きいから家内に絵がずれないように抑えてもらっていても全体の枠が開いたりゆがんだりでどうしてもうまくいかない。
 仕方なし、ソファーから床に下りることにした。平らなところでないとだめだと悟ったからである。反対の端を壁に押し付けて固定しながらやると思いの外早くネジは穴に入ってくれた。
 やれやれと安堵しながら元のソファーに戻ることにした。右足を手で持ってくの字に曲げ、立ち上がるための姿勢をとった。そしてソファーの端に手を突き力を込めて立とうとした。やんぬるかな、腰が上がってこない。補そう具を付けた左足の置き所をあちこち動かして立ちやすいポジションを探したがどうやっても駄目だ。
 足の力も弱くなっている。その上、大腿部には余分な脂肪がいっぱいになり重さが増している。そんなわけでほんの2、30センチの座面まで腰をあげられないのだ。
 少し休んで、わたしは床に腰を滑らせ、ソファーに近づけ、からだを寄りかからせるようにした。そして座面に肘を乗せ、足をふんばって体をひねりながら持ち上げにかかった。 こうしてなんとか腰掛けることができたのだった。
 椅子に戻って一安心したわたしは尿意が強いことに気づいた。

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