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2006年3月22日 (水)

お彼岸

姉の墓に和子とお花を持って詣でた。木蓮の蕾が大きな白い塊になって寺の塀の上から見下ろすところに車を停めて、暖かな風の吹く中、墓まで歩いた。きのうが彼岸の中日だったのであちこちの墓にお花が供えてある。ちーちゃんの墓には桜餅まで上げられていた。和子はお菓子と生花を用意して、水も持っていった。義兄と姉の名前が刻まれた石を見ながら、もう今年の5月には8年になるんだね、と話しながら姉を偲んで手を合わせた。畑中の寺は大きな空の下にのんびりと静かだった。
帰り、母の妹の家を訪ねた。その叔母もなくなって8年が経つのだが、叔父さんがご存命でおられる。玄関の鍵は閉められていたが、すぐに開けてくださってとても喜んで迎えてくださった。88歳とのことでもう外出もなさらないとのことだが、お元気だった。わたしが高校生の時模擬試験などで高崎市に行った時、この叔父さん夫婦にはたいへんお世話になった。このことを話すと懐かしそうに「もうだいぶ昔だね」とあの時のように優しい笑顔を見せた。帰り際わたしが立ち上がろうとするともうご無理な体なのにわたしを支えようとして、両手をわき腹に当ててくださった。いつまでもわたしを守ろうとする叔父の心がそこにはあった。

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