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2006年3月15日 (水)

よい便り

よい便り届いて春日暮れにけり

かつて一緒に国語の勉強をした生徒の一人からメールが届いた。
この生徒は腎臓に障害を持っていて透析をしながら勉強していた女の子だった。
実はわたしの長年続けてきた授業法が行き詰って、生徒中心の授業に変更せざるをえなかったとき、この子達は新しい授業を喜んで受けいれてくれた子どもたちだったのである。
生徒は教室でも図書室でも、暑い夏には涼しい廊下ででも勉強に熱中し、自らが作った学習計画に沿って楽しく学んでいたのだった。
メールの女性は帽子を被って、時にはイヤホーンをはさんでいることもあったが、それでいて学習材にしっかり取り組んでいた。そして卒業時の感想文には「先生との授業で、勉強は自由にできて楽しいものなんだ、ということを知ったのです。・・・もう一つ先生の授業で楽しくできる理由は授業を始める前の握手です。これはとてもリラックスして学習ができるような、そんな温かなものなのです」と書いてくれたのだ。

その後どうしておられるか気になっているとき親切な人のお陰で彼女と連絡取れるようになり、そしてメールが昨日届けられたのである。
今はある店の介護用品売り場で「お客様に一番近い立場で商品のアドバイスをさせて頂いています」とこのこと。
毎日が守られますようにと祈らずにはおられない。

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