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2006年2月26日 (日)

犬のお陰

夕刊を取りに庭に出たとき、ライアン(我が家の愛犬)は屈めないわたしに自ら立ち上がっていつものようにじゃれ付いてきた。それまで、ひとりで今はやりの軽量素材でできた椅子に鎖をつながれて少し寒くなった風の中にいたのである。

わたしはそのまま家に入った。やがて暗くなった。和子が帰ってきた。「ライアンはどこ?」と聞くので「庭にいるだろう」と答える。「いないよ」と和子。

ライアンが椅子ごといなくなったのである。椅子を引っ張ってどこかに行ってしまったらしい。長男に電話をした。和子も不自由な目で暗い中を探しに出た。長男の連れ合いも「車で回ってみる」と言って近所を探す。そのうちに長男も帰宅し、娘と懐中電灯をもって探索に加わった。

しばらくしてライアンが鎖を引きずって畑の道からおずおずと帰ってきた。誰かが椅子から鎖を外してくれたのだろう。椅子はどこに行ったのかわからずじまいである。

何はともあれライアンが無事に帰って皆安堵した。家族がこれほど一致してことに当たったことは最近にはないことだ。犬のお陰でいい体験をすることができた。夕べはライアンはすまないことをしたとばかりに小屋の中でご飯も食べずにしょんぼりしていた。

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